田舎講師
片田舎の塾の講師です。 生徒との悪戦苦闘の日々を綴っています。
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DATE: 2008/10/03(金)   CATEGORY: 雑記
歌に関して考える。②
田舎講師のあんこです。

本日も昨日の「歌に関して考える」に引き続き歌に関して語ってみましょう。

おらじのじさま。つまり、私、あんこの祖父は昭和一ケタ生まれです。もうすぐ80歳になろうというじさまですが、ほとんど歌を歌うことはありません。私、あんこは一度しかじさまの歌を聞いたことがありません。果たして「歌」と言えるのかどうかも分からないのですが。

昨年まで学生だった私、あんこは、ゼミで茨城県内の旧日本軍が使用した軍事施設を調べておりました。旧陸軍の飛行場が私、あんこに課せられたテーマだったのですが、正確な位置が分からず、当時を知るじさまに頼んで、当時の地図を片手にじさまと一緒に現地調査に行った時のことでした。

私、あんこは車の中で意図的に軍歌をかけました。私、あんこの本当の研究テーマは「童謡」だったのですが「軍歌」もいつかは真剣に研究したいと思ったので、購入した(結構店頭では恥ずかしかったのですが)のです。それを聞きながら旧陸軍飛行場に向かったのです。普段、私、あんこの車に乗ると、

「やかましくてかなわん」
「何を言ってるのかまったく分からん」

と、お叱りを受けるので、ここぞとばかりに軍歌をかけたのです。


「同期の桜」
貴様と俺とは同期の桜 同じ兵学校の庭に咲く
咲いた花なら散るのは覚悟
見事散りましょ 国のため

この「同期の桜」が流れた瞬間でした。

じさまが、

「さ~く~ら~」

と口ずさんだのです。歌を歌ったじさまを初めて見た瞬間でした。


その日以来、食後の一服を付ける時には、「軍歌をかけろ!」とやかましいじさまですが、このじさまの感覚が少しだけ、私、あんこには理解できるような気がするのです。私、あんこにも、青春時代に返してくれる「魔法の歌」がございます。「軍歌」はあの世代の人にとっては「魔法の歌」である場合もあるのかもしれません。もちろん、それが嫌だ、という意見もあると思いますが…。

おらじのじさまにとっては「軍歌」が青春の一曲なのでしょう。

カーキ色の国民服に、ゲートルを巻いたじさまが、小さな国旗を片手に出征兵士を送り出した姿。そして咽喉が破れんばかりに歌った軍歌。少し想像できます。

当時、日本の軍歌は数え切れないほどありました。軍歌の歌詞に関しても、思うところはあるのですが、それはまた次の機会に譲りましょう。

そして、私、あんこを青春時代に返してくれる「魔法の歌」も、次の機会に譲ることにして、今夜はこの辺りで筆を置くこととします。
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● 社会状況や思想信条とは関係なく
雪虫の伝説 | URL | 2008/10/04(土) 00:00 [EDIT]
寝食のみならず生死をもともにした・・とくにあんこさんのおじいさまの世代はほんのちょっと遅れてきた世代ですね。一番最後に命のやり取りを覚悟させられた世代ですね。
苦労だけは幼少の頃にたくさん強いられた世代・・・お友達やお知り合いみなさんにあの時代はどのような記憶として残っているのでしょうか。

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